2016年4月27日水曜日

息子の保育所のチューリップ満開。私立と公立の違い。

今日は用事があり、妻では無く、私が息子を保育所に送って行った。

一週間以上保育所には来ていなかったせいか、やけにチューリップが目についだ。

チューリップは満開で子供たちはそれに気付いているかどうかは分からないけど、少しは気分が良くなっているだろう。

ここの保育所はお花は施設のまわりに少しだけあって、それでも保育士さんは大変かもしれないが、これくらいの量がちょうど良いと感じている。

こういうお花がやたら沢山飾っていたり、子供が好きそうな遊具が沢山設置されている保育所を見かけると、


「楽しそうなところだなー」


と思う反面、


「保育士は大変だろうなー」


とも思う。

こういう花や遊具は、子どもの興味をそそるし、親にとっても子どもを預け安いので、施設側にとっては集客集増加、売上アップに繋がる。

しかし、この花を管理するのは保育士であるし、遊具で怪我をしないように見張るのも保育士である。

春は花だが、冬はイルミネーションもしっかり飾っている施設もある。それも保育士の仕事になる。


子供=お金


と位置付けなければならない私立の保育所は、外見が大事なんだろうと思う。

多くの親に見られる運動会や発表会も同じように大事なんだと思うが、そこだけに集中して、普段の保育を軽視している施設も耳にする。

これは地元、青森県三戸町の話だが、

毎日楽しく規律ある生活をさせれば良いが、1日の大半を発表会などの練習にあて、子どもがうんざりして帰ってきても、親は発表会での見事な演技を期待して、子どもを頑張らせ、

結果的にその発表会は成功したが、普段の生活の仕方について躾されておらず、更に遊ぶ時間が足りないので、小学校に入学してから、その保育所から来た子どもらが問題を起こしている。これは青森県三戸町だけの話では無いと思う。


私立の全てがこういう保育所では無いが、集客と教育が上手く結び付けられる経営者というのはかなり少ないと思う。

例えば、子供たちに人気の保育士でも、発表会では全然仕上げることのできない保育士を私立で雇えるだろうか。保育士の能力とは何なのだろうか。

様々考えると、税金を使ってでも、保育所も小中学校と同じく、公立の方が良いと思う。

飛び抜けて良い私立もあるが、そこだけ切り取って見るよりも、その他の私立を見てほしい。

普段の保育について、しっかり監視する機関があれば、公立私立関係無くなるかもしれないが、それはまた大きな話になりそうだ。

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