2016年4月27日水曜日

青森県三戸町で報告会?

ポストに何か入っていた。

役場からのお知らせ。

報告会?

広報で良いのでは。。と思ったが、枚数が多くなっちゃうくらい盛り沢山なのかな。

町立保育所の民営化。。

前年度とその前の年も、町立保育所の廃止問題に苦労した。

廃止自体は全国的にその流れだから、仕方無いと思うが、保護者達が不満だったのは、役場のやり方だった。

町内の私立幼稚園(いずみ幼稚園)が認定こども園にする計画を立て、定員数を増やしたことで、町立保育所にいる子どもの殆んどを収容できるようになり、役場で町立保育所の廃止を決めたのだった。

普通、民営化となれば、民間施設を決め、移行計画を建て、約1年間は移行期間を設け、元の保育施設の保育士が、移行先の保育施設で働くなど、子どもの心と安全に配慮しながら、民営化を行うが、青森県三戸町のこのやり方では移行先を決めずに廃止年度だけを決めたため、保護者から疑問や不安が出て、廃止計画は中止となった。

調べてみると、十分な移行期間を設けずに失敗した事例がみつかった。

http://www.mdsweb.jp/doc/1016/1016_03b.html

移行先の施設で保育士の手が回らなくなり、子ども達のケガが増えたり、子どもがいつの間にか建物なら外に出ていたりしたので、保護者らが役場と対立し、最高裁まで裁判をし、結果、保護者らの勝訴となった。

青森県三戸町は以降期間さえも設けなかったため、あのまま廃止計画を進めていれば、間違いなく事故はおき、大きな責任を負うことになったと思う。

今回の報告会では保育所について何を話すのか気になる。また保護者の期待を裏切るようなことをしなければよいが。。。

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