2019年6月29日土曜日

さくらんぼサミットについて新品種ジュノハートの親


今年は久々にさくらんぼのサミットが実りました。隔年不作でした。

この品種は、黒っぽくなって完熟なので、この写真ではまだ早いようです。

ネットでも販売していますが、私はまだよくわかっていないので、真っ黒の手前で収穫・出荷しています。
完熟というのは腐る一歩手前なので、ネット販売で遠くに発送するには勇気がいります。

今年、地元で「ジュノハート」という新しい品種が発売されました。
我が家も苗木を買ってあって、1粒なりました。

ジュノハートの親品種がこのサミットらしく、形もハート型でサミットと似ています。
味は食べたことが無いのでわかりませんが、甘みが強く、酸味は少ないそうです。

地元の三戸学園(三戸小学校・三戸中学校の小中一貫校)では、ジュノハートの生産者が無料で提供したおかげで、子どもたちは給食で、2、3粒食べることができたそうです。
うちの息子も食べて、「美味しかった」と言っていました。

ジュノハートは、サイズが500円ぐらいのもので、1粒500円ぐらいだそうです。
徐々に値下がりするとしても、まだまだ生産量が少ないと思うので、しばらく高級品種として扱われそうです。

2019年6月25日火曜日

りんごの幹の穴が開いていました。


樹齢が数十年となると、珍しくない現象です。

真上から真横が繋がっています。


真上


真横



貫通しているかどうかを確かめるため、白い靴下を履いた足を穴に突っ込んで、上の穴から見えるかやってみます。

見えました。やはり貫通しています。

一体、なんのためにやっているのでしょうか。。

仕事に戻ろうと思います。



2019年6月19日水曜日

プラム摘果。シンクイ虫の害。


プラムの大石早生の摘果をしています。

↑このような状態の実は、シンクイ虫に入られていて、もう放っておいてもどうにもなりません。

落とすだけじゃなく、実の中にいる虫を処分しなければなりません。


1本の木からこれぐらいの被害果をみつけました。




バケツにまとめていますが、とりあえず袋に移しました。






翌日、袋の中を見てみると幼虫が歩いていました。
この時は一匹でしたが、まだまだ出てくるはずです。

土に埋めても死ぬことはないので、ゴミに出すのが簡単です。

天敵がほぼいないので、無農薬の木村秋則さんもシンクイ虫対策には実に袋をかけています。


2019年6月18日火曜日

良い鋏を買いました。ショック吸収!



ぱっと見て普通の鋏に見えます。



写真中央部の半透明の部分が特徴です。



分かったでしょうか?

この半透明な部分はグミみたいな感触で、この部分が鋏で切った時の衝撃を吸収してくれます。


切った時の衝撃??

なんて思う人は多いと思いますが、
1日に髪より硬いものを数百、千個以上切りますので、指の関節が痛くなってきます。

説明を追加
このような持ち方ではあまり痛くないですが、作業し難いです。



この持ち方が痛くなる持ち方なのですが、より遠いところで切ることができます。

今までの鋏では、この持ち方は封印していました。右手、中指の第二関節が声を出すほど痛くなるんです。

しかし、この鋏でやったところ、この持ち方でもできました。



地元のホームセンターサンデーで買いました。切れ味も良いです。



2019年6月13日木曜日

りんごの木のカタツムリ。何匹いるでしょうか。

りんごの幹にはよくカタツムリがくっついています。

この写真には何匹いるかというと、つまらないですが一匹です。

木によっては5匹ぐらい居ますが、写真見て気持ち悪い思いをする人がいるかもしれないので撮影しません(笑)

2019年6月12日水曜日

ふじの摘果作業をYouTubeに投稿しました

シナノスイート、王林に続き、ふじの摘果作業もYouTubeに投稿しました。

地元の知人にも見てもらいましたが、作業を見るのは初めてだと聞いて驚きました。

やはり農家に生まれたので気づいていないことがありそうです。

この動画は、りんごを販売する時に紹介したり、動画をDVDにひとまとめにして、りんごと一緒に同梱しても良いかなと考えています。


2019年6月10日月曜日

王林の摘果作業をYouTubeに投稿しました

王林の摘果作業もYouTubeに投稿しました。

シナノスイートと作業の仕方は同じなのですが、今回はBGM無しですので、鳥の声や鋏の音が聞こえます。こっちの方が好きな人がいるかもしれません。

2019年6月7日金曜日

腐乱病処理


腐乱病をみつけました。
癌みたいなもので、放っておいて治るものではないです。

木の表面で大体わかります。
匂いもあります。
見つけたら除去します。
削り取るのが一般的です。

このような専用工具があります。


木の皮を剥ぐような感じで病気の部分を取り除いて行きます。


除去の作業は終わりました。
次に感染拡大を防ぐために泥を塗ります。


このようなバケツにそこらへんの土と普通の水を混ぜて泥を作ります。


手袋をはいて、手で泥を塗りました。


他の切り口にも塗っておきます。
本当は剪定後すぐに塗った方が良かったのですが、時間が無い時はこのように事後処理になります。

木村秋則さんは切り口が大きい所にはわさびも塗りますが、土でも十分なようです。

自然栽培では、水稲の苗作りの時に籾を殺菌するために泥水を使いますし、木村さんのりんご畑では泥を散布したこともあります。

王林の摘果


王林の摘果をしています。
王林は樹形が独特で、縦にビヨーンと伸びる枝が多いです。
鋏で摘果をしているのですが、
シナノスイートと比べると
すごく切り安いです。




シナノスイートを切っていた時は、木を1本終えるまでに鋏を研がなくてはならない時もありました。
王林は木を2本やりましたが、研ぐ必要はありませんでした。
品種の違いは、味や色だけじゃなく、こんなところにもあるんです。

りんごの摘果をYouTubeに投稿した

りんごの作業で一番時間のかかる作業なんですが、見たこと無い人が多いと思いまして、YouTubeで公開することにしました。
撮影に使ったのは眼鏡にカメラが内蔵されているもので、盗撮に使えそうな感じのものです。
作業者目線の動画を撮るには良いカメラでした。
YouTubeの動画はこちらです。
https://youtu.be/lZmh5ZykrXI

2019年6月5日水曜日

りんごの年齢

今日もシナノスイートの摘果をしています。
若い木があり、実が何個かありました。

この梯子は5尺(約1.5m)です。
ぱっと見て樹齢4年ぐらいです。
しかし、根本を見てみると。。

実はこの木はもっと大きな木で樹齢は 10年以上でしたが、腐乱病になって大きく切断したのです。腐乱病は止まり新しい幹には感染せず健康に育っているようです。
本来はこれくらいの大きさの木です。

同じ梯子なので、比較し安いと思います。
これくらいの木だと沢山の実がなります。


沢山実ったところを沢山落としています。

2019年6月4日火曜日

「これは美味しいりんごだな〜」の前に!

今日もシナノスイートの摘果をしています。
近くに王林の木があるので撮影


↑が王林

↑がシナノスイートです。
色だけじゃなく、実の形、木の形も違うんです。
もちろん味も違います。

りんごの品種を気にして食べていない人は、
「このりんご美味しい!どこの県産だろう?」
ぐらいしか考えないかもしれません。
もちろん、県、地区によって、味は違います。
それよりも味が違うのは品種です。

りんご農家からすれば、

「全く味が違うだろ!」

というぐらい違います。

11月からしかりんごを食べない人にとっては、同じだと思っていると思います。
11月からは、赤系は最も生産量の多い品種「ふじ」が収穫されるので、他の品種の流通量はかなり少なくなります。
そうなると 
りんごの味はふじの味ということになり、それ以外の品種のりんごを食べても、美味しいか不味いかの違いだと勘違いするようになります。
蜜が入っていないなと思って食べているりんごは、もともと蜜が入らない品種かもしれませんし、酸味が強いなと思っているものは酸味が強い品種かもしれません。
11月以降もふじ以外でも保存状態によっては美味しく食べられる品種はあります。
赤色だと、シナノスイート、ジョナゴールドなどです。
どちらもふじとは全く違う味です。

十分ご注意ください。

簡単にまとめると、
りんごはふじだけじゃないよ
ということです。

2019年6月3日月曜日

シナノスイートの摘果


シナノスイートの摘果をしています。

摘果前です。

摘果後です。

この日は夕方6時で終わりにしました。
まだ7時ぐらいまで仕事ができる明るさですか、子どもも待っていますし、家事をしている妻も家事が遅れて疲れてしまうので、大体6時を目安にしています。

2019年6月1日土曜日

気温と天気落ち着いたか

今日は半袖で、ちょっと寒いですを

今週は過ごしやすそうです。

時々雨もありそうなので、体を休めることもできそうです。

そろそろサクランボを販売しないとないです。