2023年11月30日木曜日

葉とらずサンふじ販売開始

 


やっとまともな雪が降りました。今年は収穫中に雪が降らなかったです。

朝の気温がマイナスになることはありました。

11月16日朝8時頃の写真です。

11月24日から糖度計測を始めていて、葉とらずサンふじの計測は終わりました。糖度15度以上が3/4ぐらいありましたので、12月上旬は葉とらずサンふじを中心に販売していきます。

サンはるかを計測している途中ですが、こちらは糖度18度以上は少なくて、17度以上が半分ぐらいでした。

サンふじ、サンはるか共に収量が3割以上少なかったです。

我が家だけじゃなく全国的にそうだったようで、地元市場では贈答用のサンふじが高騰していて、私の知る限り過去最高だと思います。もしかしたら台風19号(りんご台風)の時にもっと高かったかもしれません。

11月28日の市況

私が販売しているりんごは贈答用では無いので20kg2万円なんてことはないです。
平年よりは市場価格が高いので、我が家も平年より2割ほど値上げして販売を始めました。
2割といってもりんごだけ2割ではなくて、包装資材の値上げ分を加算して2割です。

包装資材も高くなりました。昨年まで大手ホームセンターも農業資材屋より安くしようと頑張っていましたが、今年はもう諦めたようで、一気に数十円値上げしていました。

私がインターネットでりんごを販売し始めたころは、10kgの段ボールは200円でしたがだんだん値上がりして今年は270円です。モールドも38円から50円です。

我が家もそれに合わせて商品の値上げをしたかったのですが、値上げしたいタイミングの時に送料が2倍ぐらいになり、なかなか値上げできていません。今回値上げしたサンふじの値段も1月からはどうなるかわからないです。

とりあえず、ヤフーショッピングとヤフオクだけ販売開始しました。


ヤフーショッピング葉とらず栽培サンふじ

https://store.shopping.yahoo.co.jp/metoki-nishinoyu/cdd5bce8a4.html


ヤフオク

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/api14818

2023年10月4日水曜日

やっと早生ふじ発送。過去最低の収穫状況でした。

 


ブログなんて投稿している余裕は無いので簡単に。

気温が低くなるのが遅かったせいか、早生ふじの着色が今までで一番悪く、収穫は10月2,3日になりました。今日から予約分の発送になります。今日からと言っても1日で終わる量にしました。9月中旬からりんごの様子がおかしいことに気づき、予約注文を締め切りました。

収穫してわかったのは、やはり日焼けにより腐っていたものが多く、それと関係しているのか鳥に食べられているものも多かったです。

写真は1回目の収穫後の状態で、腐りと鳥害の実を落としてこうなりました。少し強めの台風が過ぎ去ったあとのようです。こんな状態だったので、収穫というより摘果作業じゃないかと思うほどでした。

ボタッ、ボタッ、ボタッ、ボタッ、ボタッ、と大きなりんごが落ちる音を聞きながらの異様な収穫でした。こんなことは初めてでした。

早生ふじも10年後は無くしているかもしれません。

こんな状況は我が家だけではなく、周りの農家で起きていて地元市場の早生ふじの価格は高騰しています。早生ふじは傷・ツル割れはヤフオクに出品しますが、残りは市場に出荷いたします。ネットでも沢山販売したいのですが、市場出荷より時間がかかりますので、紅玉の収穫が近い現状では市場出荷をするしかないです。

トキも少しだけですが、ヤフオク・ヤフーショッピングで販売いたします。


2023年9月14日木曜日

2023年8月の平均気温がうちの町の観測史上最高でした。

 


前々回のブログを見てみたら、月平均ランキングに2023年8月が1位で入っていました。

今年は暑すぎると思っていましたが、やはり過去最高でした。


今日は、色がつかなかったサンつがるを市場に出荷してきました。20kgで1700円です。加工扱いです。他の農家さんのりんごも似たようなものでした。

畑では早速サンつがるの木を切って、隣に植えていたサンふじの日当たりをよくしています。

サンつがるは美味しいりんごでしたが、最後は美味しい状態で食べることができませんでした。

2023年9月12日火曜日

なぜAmazonをやめたいのかについて

前回の投稿で、Amazonから食べチョクに誘導したい話を書きましたが、その理由について書いていませんでした。

まず、Amazonでの販売を始めたきっかけが、月々の手数料が5000円ぐらいで済んだからなんです。

ネット販売は、ヤフオクから始めて、もっと販売数を増やしたいと思って、良いショッピングサイトが無いか探してみつかったのがAmazonでした。

この当時のヤフーショッピングは月々数万円の手数料がかかっていたので我が家のような小さな農家には無理な選択でした。今のヤフーショッピングは無料になっています。

Amazonは手続きが面倒でしが、始めることができ、うちの商品も沢山売れました。


りんごというカテゴリは当時なくて、フルーツというカテゴリで1位の時がありました。

ランキングが上がってくると、更に沢山売れるというのがこの時初めて分かりました。

多くのお客さんがランキングを見て購入しているということです。


この翌年ぐらいだったと思いますが、ランキングが下がらないように不正をしている出品者が現れました。Amazonが認めていますので不正です。

Amazon側に相談したんです。この出品方法は不正じゃないのか?と問い合わせをして、不正だと回答がありましたが、何度言ってもその商品を削除しませんでした。
Amazon側から私には「このような出品はしないように」というのですが、そのような出品は削除しないのです。

この不正出品していた業者はりんごを年中出品できるような大きな業者でしたので、商品を削除して業者がAmazonから撤退したら困るということではないでしょうか。これからフルーツ部門を盛り上げたいとという思いもあったかもしれません。


こんなおかしなことがAmazonでありましたが、その頃、ヤフーショッピングは手数料を無料化していて、我が家も登録して利用は始めておりました。ただ、無料ということもあり出品者が多く、始めはあまり売れませんでしたので、我慢しがらAmazonを利用していました。

その後、メルカリ、メルカリショップが登場し、そちらでも少しずつ売れるようになり、

昨年やっとヤフーショッピングの葉取らず紅玉の販売数がAmazonを超え、数カ月後に食べチョクというサービスを知って登録しました。

Amazonでは私はよく買い物をしますが、食べ物を買ったことはないです。Amazonは自社の倉庫に登録業者の商品を保管し、販売代行をしているのですが、食べ物(なまもの)に関してはできません。冷蔵保存していたとしても、最終的な品質の判断はできないわけです。簡単に言えばAmazonは食べ物(なまもの)については不得意なんです。

それに対して、食べ物専門のショッピングサイトは良さそうです。
食べチョク以外にもそういうサイトがあるわけですが、とりあえず食べチョクを利用し始めました。
出品方法もAmazonに比べたら凄く簡単でした。作業時間なら10分の1ぐらいじゃないでしょうか。Amazonの場合は食べ物であっても機械と同じ記入項目があります。



「食べ物」という商品は特別だという思いがありますので、食べ物専用のショッピングサイトの登場は凄く嬉しかったです。まだ手数料が高いので他のショッピングサイトには売上で負けると思いますが、沢山売って盛り上げて行きたいです。食べチョク以外にも興味があります。

一応、書いておきますが、食べ物の売上だと楽天市場が今でも一番だと思います。でも楽天には登録しないです。それについては今回は書きません。

葉取らず紅玉、早生ふじの予約注文開始。と、紅玉の話。

葉取らず紅玉と早生ふじの予約注文を開始しました。


葉取らず紅玉

    ヤフーショッピング

    Amazon

    食べチョク


早生ふじ

    ヤフーショッピング

    食べチョク


今回から、初めて食べチョクで販売を始めます。狙いはAmazonの利用を辞めて、食べチョクのお客様を増やすことです。Amazonには自社サイトへの誘導が禁止されていますので、値段を高めに設定しておきました。今までAmazonを利用されていたお客様にはお手数ですが、ヤフーショッピングか食べチョクでご注文いただければ幸いです。

食べチョクは運送会社をヤマトにすればあと200円ぐらい安く販売できそうですが、手数料を考えるとヤフーショッピングの方が安いです。

予約販売はできませんが、ヤフオク・メルカリが現時点では最安で出品できるサービスです。紅玉は難しいですが、早生ふじは収穫後にヤフオクでも出品します。


平年であれば、トキも予約販売していますが、今年は霜害で収穫量が少なく、予約販売できる状態ではないので収穫後に出品いたします。


ここ数年は地元市場の値段も良いので、この時期のりんごは半分近く市場へ出荷するかもしれません。ネット販売は鮮度が気になるので忙しいです。特に紅玉。


Amazonの紅玉のレビューに気になるものがあったので紹介します。投稿者が匿名でこちらからメッセージを送れないのでここで返信いたします。直接メッセージをいただければ別な品物を送ることもできましたが、レビューだと何もできないです。


紅玉といえば硬い酸っぱいというイメージというのは合ってます。ただ、その紅玉は少し未熟だと思います。農家・市場の方も知っている話ですが、「完熟の紅玉うまいよねー」なんて話す人がいます。元々は甘みもあるりんごなんですが、加工業者さんに最も気に入られて、熟度がどうでもよくなっちゃったんです。味付けするので色と硬さがあれば良いわけです。

紅玉は市場出荷すると加工業者が買い取るので、農家さん達は熟度(味)の具合よりも、色が付いたら収穫しています。農家さんによっては2回に分けて収穫・出荷しています。そうすると、熟度8割ぐらいで赤めの紅玉が収穫されます。この紅玉が硬くて酸味がある紅玉なんです。市場出荷する紅玉は完熟している必要が無いんです。色がついていれば100点満点なんです。品種改良された紅玉は着色しやすいので、早めに収穫もできて農家さんも喜んでいます。

うちで収穫している品種は昔からの在来種と在来より少し着色が良いもので味の違いは分からないです。着色は現代の品種よりはかなり悪いです。

収穫回数は1回です。1回で収穫すると、熟度が7割のものもあれば、過熟のものもあります。

ネットで販売しているのは、熟度9、10割ぐらいだと思います。過熟のものは黒い点々が出てきて、商品が届く頃には黒い点が大きくなって腐りが始まります。

ネットで販売して、残りはどうなっているかというと、

熟度7、8割→1月まで保管してサンフジに3割混ぜてジュースにしています。(未熟なので腐りにくい)

過熟→10月中に紅玉100%ジュースにしています。

それでも残ったら、地元市場へ出荷します。うちの地方は昔から紅玉の生産が多いので加工業者が良い値段で買いとっています。

硬い紅玉がほしいのであれば、注文時にメッセージをいただければ対応いたします。

2023年9月9日土曜日

暑さの影響でサンつがるは着色不良。販売中止。

 ブログを投稿しようと思っていたらパソコンが壊れて、新しいPCが3日後に届き、1日かかってやっと使えるようになりました。

高校生からコンピュータの勉強をしてきたので事務用のパソコンは今まで全て自作でしたが、今回は中古のパソコンを注文しました。送料含め11,506円でした。2013年頃のパソコンのようです。富士通製にしました。中古のノートパソコンを知人に頼まれて年に何回か注文することがありますが。富士通製はなかなか壊れませんでした。富士通製のパソコンを仕事で扱ってる友人に聞いても同じような回答でした。

2013年というと10年前です。今回壊れたパソコンも10年前に新品部品で構成して自作したものですから、今買ったパソコンも少し不安ではあります。物価が安くなってから壊れてほしいものです。

パソコンについて書いたら長くなってしまいました。

9月上旬には平年であれば、サンつがるというりんごを販売しておりました。温暖化の影響で年々着色が悪くなってきたので、無くそうと思ってサンつがるの木の近くにサンふじを植えておりました。サンふじが大きくなって収穫できそうになったので、今年のサンつがるを収穫したらサンつがるを切るところです。

今年でサンつがるは最後なんだぁ、美味しいりんごだったけど、しょうがないようなぁ。最後ぐらいは良い状態で販売したいなあと思っていましたが、お盆を過ぎても全く気温が下がらず、日焼けしてしまうので葉摘み作業もできず、9月に入っても気温が下がらず、昨日(9月8日)にやっと葉摘み作業を終えました。

サンつがるは半分以上が実の3分の1程度しか赤くならずに熟しており、このまま木にならしておいても色が付くことは無いでしょう。地元の市場に行っても同じようなりんごが並べられておりました。この状態だとスーパーで並ぶことはなく、加工扱いになりますから、10kgで1000円しない値段で買われます。

インターネットで販売するにしても、今の時期はりんごの需要が少ないので販売数は期待できません。残念なりんごを売るのは辛いですので、市場出荷かリンゴジュースにしようと思います。

サンつがる100%ジュースはどこかの産直で買って飲んだことがありますが、まあまあの味でした。サンふじもそうなんですが、甘いだけだと飲みにくいので紅玉をブレンドして酸味を加えています。


そんなわけで、サンつがるの販売は中止です。

次の早生ふじは販売できそうなんですが、同じ時期のトキはどうなるかわからないです。今年はゴールデンウィーク明けに雪が降るという珍事があったので、果実全般、実りが悪かったのです。りんごの中で特に被害が大きかったのがトキでした。過去最悪でした。摘果ではヘンテコな形のものまで落とさずに残しましたので、ちゃんと熟すかどうかも怪しいです。

トキ以外の品種は、平年よりは少ない収量になりそうですが、販売はできますので来週あたりから早生ふじ、紅玉の出品をしていこうと思います。


地元(三戸町)の気象庁の観測データ歴代10位に2023年の記録がたくさん入りました。


※注意 観測期間が他の項目と違い、2021年~2023年なのでたったの2年半です。

最低気温の上位の項目が2023年が4つもランキングに入っていました。

りんごは寒さが無いと色がつかないし、糖度も上がらないので、今年のつがるは美味しくないかもしれません。


地球温暖化・・・という話を聞きます。息子が使っている教科書にも載ってました。

私は地球温暖化について懐疑的に見ています。温暖になっている理由が人間のせいだというのです。本当でしょうか?これについては長くなるので暇な時に書きます。

2023年5月8日月曜日

長芋販売開始。在庫少ないです。

 4月中旬に収穫した長芋を先程、出品しました。

昨年の秋に地元紙に長芋の品質悪化について記載がありました。

https://www.daily-tohoku.news/archives/133384


こんなニュースがありましたが、うちはそこまでではないだろうと思って収穫してみると、同じ様に品質が悪く、収量も昨年より3割減でした。


農協側からは悪くてもいいから出荷してほしいとのことでしたので、農協用にいつもより多く出荷して、個人販売用の在庫は80箱ぐらいにしかなりませんでした。昨年の半分も無いです。


平年よりも変形が多いので、商品の写真を撮り直しました。

2022年まで使っていた写真

2023年の写真

ヘラ芋(下部が広がっているもの)やコブ付き、縦傷が多いです。

こんな状態なので、市場価格は高値で昨年と比べると1000円以上高いと思います。

うちも値上げして出品しました。


オークション形式でも良いかなと思いましたが、在庫次第で夏頃からそれもやるかもしれないです。


在庫が少ないので、今年は小さめ5kgの出品はありません。


ヤフオク

メルカリショップ

ヤフーショッピング


2023年4月22日土曜日

新型コロナ騒動も終わって今年度の販売開始。うちの家族は接種も未接種も全員元気。

やっと新型コロナ騒動も終わって、少しずつマスクをしない人をみかけるようになりました。

今年も暖冬で雪が畑から消えるのが早かったので、りんごの枝を片付ける作業が早まり、長芋を掘り始めるのも早く、4月17日に堀り終わりました。平年だと4月末頃に掘り終わっていました。

りんごジュースの販売も昨日から、ヤフオクとメルカリショップで始めています。ヤフーショッピングでも販売を始めるところです。

今年のサンふじのりんごジュースは紅玉の割合を増やしてみましたので、いつもより酸味があるかもしれません。1割だけ増やしたのであまり違いがわからないかもしれません。

長芋はゴールデンウィーク開けから販売を始めますが、今年は昨年の大雨、長雨の影響で変形が多く、サイズが小さいものも多かったです。地元の新聞にも掲載されていましたが、平年より収量3割以上少ないそうです。我が家もそうでした。

なので長芋は平年より高めで取引されていると思いますが、A品(形・サイズが良い物)の数はかなり少ないと思います。B品、C品がスーパーに並んでいるんではないでしょうか。

我が家もネットでの出品数はかなり少なくなる見込みです。どういうふうに販売しようか考えているところです。


この頃は聞かれることがなくなりましたが、我が家は全員元気です。

ワクチン接種は私の両親が3回、私と妻子は0回です。全員元気です。

新型コロナウィルスにも感染しませんでした。検査は息子が2回しましたがどちらも陰性でした。

私はマスク着用時の健康被害の方がはるかに大きいと判断し、昨年度中は病院と学校以外はマスクをしないでお店を出入りしていましたが、体調を崩すことは一度もありませんでした。

秋、冬はりんごの出荷で毎日のようにコンビニか郵便局に出入りして、店員や友達と会話もあったのですが、何にも無かったです。

「なんで感染しなかったのか?」

と聞かれますが、運では無いと思います。気をつけていることはあって毎日やっておりました。それについては長くなるので後で投稿しようと思います。

「うちの農作物を食べていれば大丈夫!」

なんてことは無いと思います。冬場は自分ちの農作物なんて米とじゃがいも、ねぎ、りんごぐらいしかなかったです。あとは買って食ってました。

農作物を分け与えている私の姉と妹も感染していますし。彼女らはワクチンは3回以上していましたね。


まず、うちの家族は全員元気でコロナが終わって良かったです。



りんごジュースの販売先はヤフオクとメルカリショップです。ヤフーショッピングは準備中です。

ヤフオク

メルカリショップ