2016年5月4日水曜日

三戸町消防団観閲式(南部田子)

4月29日の祝日は地元では毎年、消防演習の日である。しばらく消防演習という呼び名は聞かず、観閲式と聞いている。
この日は昨日からの大雨で、観閲はせず、室内で式典と纏振り、はしご乗りだけとなった。
その後、地元では何故か古くから続いている「たま落とし競技」を外でやって終わった。
私の所属する消防団の団員は少なく、10人ぐらいである。農家は3人。
他の団では8人というところもある。
昔は人口が多くて、入りたくても入れない人も居たのだが、今はその影もない。
災害時には消防署員だけでは、人数と消防車の数が足りないことが多く、消防団のような組織は必要なのは分かるが、それでも入りたくない理由がいくつか考えられる。
その1つがこの消防演習・観閲式である。出初式も同じ種類だ。
このイベントをやる意味は分かる。
しかし、無駄が多過ぎる。
具体的にどこだと言われれば、ほぼ全てと言うしか無い。
機能美という言葉を漫画本で知ったが、その言葉とは掛け離れている。
団員は消防署の職員ではなく、普通に仕事をしている人間だ。イベント当日は農家ならば仕事をし、サラリーマンは家族サービスなどやりたいことは沢山あるだろう。
それなのに、このイベントは朝6時から昼12時まで、大半が待ち時間である。
しかも、このイベントの練習日が4月だけで少なくとも5日以上ある。
イベントの内容についての無駄な部分も書きたいが、これ以上の長文は辛いので、後で機会があったら書くことにする。
この状態で団員の勧誘なんてできないのだが、大人の事情や消防団の必要性など考えて、入ってくれる人もいる。
消防署、消防団がやりたいた事は分かるので、無駄な部分については自由参加にしてほしい。
イタズラに団員の貴重な時間を使わないでもらいたい。全員ではないだろうが、団員だけじゃなく、その家族にも負担になっている。
「命を守るため」という理由が通じないほどの無駄の多さ。。。
最近、地元の様子がテレビで見る北朝鮮に似ていると思うことがあるが、大丈夫だろうか。。。
機能美。良い言葉だなー

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