2017年12月25日月曜日

ぐんま名月の問題点。蜜入り過ぎ?

りんごで「ぐんま名月」という品種がある。北海道では別名で呼ばれているそうだ。

3年ぐらい前からネットで販売をしていて、人気がある品種だと感じている。

人気といっても、全国的にも生産量は少ないし、我が家も木が5本ぐらいしか無いので、ヤフオクで販売する時も少量なため、値段が競り上がっているだけなのかもしれない。

この品種は甘味があり、黄色系では珍しく、蜜が入る。

蜜の量もとても多いのも人気の要因かもしれない。


しかし、この蜜がこのぐんま名月の問題点だと感じている。

 

 ぐんま名月を発送し始めで、お客様から押し傷が多いと連絡を受けた。

確かに今年は押し傷が多いような気はしていたが、梱包時には押し傷は無かったはずである。

改めて、梱包したものを見てみると、モールドに入れている状態で、りんごが隣とくっついている物は全て、押し傷になっていた。

サンふじや他の品種では、少しぐらいくっついていても押し傷にはならない。

どうやら、この品種は押し傷が付きやすいようだ。

上の写真は、押し傷に見えるが、実は蜜である。

断面はこちら

 この写真の中央のりんごの皮の部分が、少し濃い黄色になっているのが確認できる。


横からみた写真。押し傷であれば色は茶色くなるが。黄色なので蜜だと思われる。

この皮の表面近くにまで蜜がたっぷりあることが、押し傷がつきやすい要因ではないだろうか。
 
蜜は入り過ぎると、蜜病として扱われるらしいが、このぐんま名月は大丈夫だろうか。


11月25日に撮影した写真だが、芯の近く(芯の右側)が少し茶色くなってる。

蜜腐れだろうか。

今年は黄色系品種全般、緑色が抜けるのが遅く、平年より収穫が遅くなったことが、
蜜入りを進めてしまったのかもしれない。

12月25日にも割って確認してみたが、茶色い部分は増えていなかったが、年内に食べた方が良いと思われる。

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