2021年2月25日木曜日

りんごの蜜腐れを確認しました

 お客様から連絡があって、りんごのほとんどが変色して苦くて食べられなくなっているそうです。蜜が腐ったのだと思います。外見では全く分からないそうです。

触るとかなり柔らかいようなので、通常であれば私が梱包中に気がつくはずです。しかし、この日に送った分は倉庫の端の列のりんごで、断熱材+電気カーペットを設置していても、凍ったりんごもありました。凍っていないりんごを選んで梱包したつもりでしたが、外見は凍っていなくても中が凍っていて、気が付かず、輸送中、到着後に解凍後に本来の中身になり、腐ったのだと思います。

果物は温度差に弱いので温かい地域だとダメージが大きいと思います。そのため、さくらんぼも冷蔵じゃなく常温で送ってほしいというお客様もいます。 

今年は、30年ぶりにマイナス16度を記録し、12月下旬から2週間ぐらいがとても寒かったので、りんごを凍らせてしまったという農家さんの声が多いです。低温で解凍していくと元には戻るのですが、かなり時間がかかりますので、諦める方が多いと思います。

うちはアンペア不足になるほど、電気を使って頑張りましたが、何日も続くので急いで別な倉庫に移動させました。しかし、その倉庫でさえ、端の列は凍っていたわけですから困ったものです。りんごがある程度、倉庫から無くなってきたら、改修作業に入ろうと思います。 

10月は暑さで貯蔵が悪くなり、1月は寒さでやられるとは、これから大変そうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿